デトックスを決意したきっかけ
夫が仕事の出張で数日不在になることになった。
以前であれば、ひとりの夜はワインを一本あけて映画を楽しみながら美味しいものをつまむ——それが何よりの楽しみだった。しかし今回は一週間ほどの長い不在期間。最近は酒量も食べる量も増えていて、健康面が少し心配になってきていた。
そこで今回は、この夫不在期間を活用して「デトックス」に挑戦してみることにした。
最初の候補は「やすらぎの里」、しかし……
最初に頭に浮かんだのは、伊豆にある断食リトリート専門宿「やすらぎの里」。何年か前に利用したことがあり、その効果は身をもって体験していた。
しかし、宿泊をスタートできる曜日が決まっていて、仕事との兼ね合いがつかない。気づいたときには予約も埋まっていた。
「はづ木」のファスティングプランへ
次に浮かんだのが、「はづ木」だ。
以前、一泊二食付きで一人利用したことがある宿で、薬膳料理の美味しさと、温泉に浸かった後の心身のすっきり感が忘れられなかった。その際にファスティングプランの存在を知っていたのだが、ひとつだけ気になることがあった。ホームページに「体重測定あり」と記載されていたのだ。
断食専門道場ならまだしも、今後普通に一泊二食利用するかもしれない宿に自分の体重を知られるのは気が引ける——そんな気持ちから、ずっと敬遠してきた。
しかし今回は、何が何でもファスティングしたい気分だった。思い切って予約することにした。
今回予約したプラン
今回選んだのは以下の2つのプランを組み合わせた2泊だ。
1泊目:夕食なし一泊朝食プラン 「身体に優しい『かゆの漢方膳』と『源泉かけ流しの天然温泉』で心と身体を癒すひとときを」
2泊目:断食一日体験プラン(平日限定) 「【断食一日体験】1泊2日のお手軽デトックス体験♪ 源泉かけ流しと薬膳スムージー◆断食(ファスティング)のデトックスプラン」
実は当初、「【2泊3日でプチ断食】平日限定!源泉かけ流しと薬膳スムージー◆断食(ファスティング)のデトックスプラン」も候補に挙げていた。しかし仕事の都合でまとまった日数の確保が難しく、断念。結果的に1泊目は朝食付きプランとし、2泊目からファスティングに入る形に落ち着いた。
予約は、2日目は宿の公式ホームページから。公式ホームページから予約すると、自社ホームページ特典として、宿で使える金券がもらえてお得なのだ。

しかし、1日目の夕食なしプランは自社ホームページ対象外とあったので、ポイントねらいで楽天トラベルから予約した。
夕食なしプランは21時までチェックイン可
普段は在宅で仕事をしているが、この日に限って出勤が必要だった。17時には現場を出るつもりが、仕事がなかなか終わらず、18時前までかかってしまった。
一応、宿に遅れる旨を電話してみると、はづグループのコールセンターにつながり、「大丈夫ですよ」とあっさりした返答。もともと夕食なしプランのチェックインは15〜21時のため、問題はなかった。
アクセスは電車か、車か
以前、電車で訪れたことがあるはづ木。今回は仕事終わりで向かうため、車を選択した。

電車は本数がかなり限られているため、出発時刻が前後する可能性がある場合は車のほうが無難だ。
高速インターを下りる頃にはすっかり暗くなっていた。道中は難所も少なく、宿の少し手前にある踏切付近が少し道幅が狭いくらいだった。駐車場は「はづ木」の目の前にある。

駐車場にはEV充電機があったが、故障していて使えないと書かれていたので注意(2026年6月現在)。
チェックイン時、ファスティングプランの説明を受ける
夕食の時間帯だったためか、扉を引くと誰もおらず。「こんばんは」と声をかけると、スタッフが出てきてくれた。
スタッフが外国人だったのは少し意外だった。山奥という立地ゆえ、人材確保は容易ではないのかもしれない。日本語は流暢とは言えなかったが、一生懸命に案内をしてくれて、薬膳茶を持ってきて丁寧に説明してくれた。

ロビーで提供されるお茶以外に、下の表に書かれたお茶から一つティーバックをプレゼントしてくれた。

お茶を飲んでいる間、ファスティングプランのタイムスケジュール、利用するにあたっての注意、体調などを確認するチェックシートに記入した。


このタイミングで体重を計測されるかと思いきや、特に体重や体脂肪に触れることなく。ホッ……。
案内された部屋は、以前泊まった部屋と同じ「音」という部屋。おひとりさま利用の場合は、この部屋が利用されるのかもしれない。

歴史ある建物なので部屋は古い。しかし清潔感はある。また、隣室の音が割と聞こえるが、これも仕方ない。

客室の洗面所には歯ブラシなどのほか、柚子の化粧水、メイク落としが設定されている。トイレは温水便座。ただ、古い設備に設置しているので少し狭い(が、これは仕方ない)。



バスタオルは2日分、フェイスタオルも数枚用意されている。
こちらは浴衣ではなく、作務衣なのも心地よく滞在できるポイントだと思っている。
1000円の館内利用券について
2泊目の部屋清掃が不要か尋ねられ、「不要」と答えると、館内で使える1000円券をもらえた。
この券は公式ホームページからの予約特典(プランによって金額が異なる)。今回の1泊目の朝食プランは楽天から予約したため対象外のはずが、結果的にいただくことができた。

夜はセルフ断食を実行、温泉でリセット
宿の周辺には何もなく、コンビニで食料や酒を買い込んで持ち込もうかとも思ったが、せっかくなので初日の夜から断食することにした。
温泉へ向かうと、客室5室に対して貸切式の浴室が露天・内風呂の2つ。ロビー受付横の木札をひっくり返して使用中を示す方式で、どちらも貸切中だった。

部屋に戻ると、「明日までに」という原稿依頼が届いていた。ソフトにお断りしつつも、しぶしぶ原稿を進める。だいぶ書き終えたころに再び温泉へ向かうと、内風呂が空いていた。
階段を下りて行くと内湯・露天風呂があり、扉には鍵が掛けられるので安心。

貸切なので、当然独泉状態。写真も遠慮なく撮影できる。

浴室の外には、黒豆入麦茶、柚子みつドリンクが設置されていて、自由に飲める。これが連泊している者にとって地味にありがたかった。

この日はゆっくり温泉に浸かり、少し本を読んでから布団に入ると、あっという間に眠りについた。
→愛知県の温泉宿でファスティングをした話・ 2日目に続く



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