↓愛知県の温泉宿でファスティングをした話 2日目・後編
最終日の朝——ホタルの翌朝は、露天風呂から始まる
ホタル観賞からの帰宅後は、温泉に浸かって本を読み、気がつくと眠りに落ちていた。
そして最終日の朝。この日は朝から露天風呂が空いていたので、緑の中、源泉が満ちた湯船に身を沈める。

ファスティングメニュー④:薬膳オレンジスムージー(8:00)
朝食の時間が近づくと客室に電話が入る。この日は空が青く晴れ渡っていたので、「ロビーでいただきます」と伝えて、ロビーに向かった。
4回目となる薬膳スムージーは、にんじんとオレンジがメインの鮮やかなオレンジ色。免疫力を高め、アンチエイジング効果も期待できるという組み合わせだ。



渓谷を見下ろす窓辺に腰を下ろし、視界いっぱいに広がる新緑を眺めながらいただくスムージー。贅沢な朝だった。前日まで雨模様だったぶん、この青空がより際立って見えた。
湯の風HAZUへ——3つの宿の中で、最もダイナミックな景色
スムージーの後、最後のファスティングメニューまで時間があったので、もう一軒の姉妹館「湯の風HAZU」へ足を延ばすことにした。
▼湯の風HAZU 公式サイト https://www.hazu.co.jp/hazu/
はづ木からは徒歩10分ほどの距離がある。前日に訪れたはづ別館よりも少し遠い。ただ、その道中が思いのほか楽しかった。
「湯の風HAZU」へは車で行ける道もあるのだが、車では入れない道でショートカットして行く。
茶屋と踏切。その手前の道を行く。


頭上を覆う木々の緑、宇連川に注ぐ滝、せせらぎ。


そして宇連川にかかる近代的な吊り橋。
渡った先に「湯の風HAZU」がある。


気がつくと到着していた。

朝食の時間帯と重なり、ロビーにいたスタッフは外国人の女性だった。「湯めぐりで来ました」と伝えても通じず、一瞬焦ったが、はづ木のロゴが入った巾着袋を見せると意図が伝わり、無事に入浴できた。
露天風呂は撮影禁止のため写真はないが、景色は3つの宿の中でもっともダイナミックだ。立ち上がれば吊り橋が見え、眼下には「馬背岩」と呼ばれる階段状の特徴的な岩場が広がっている。宇連川の流れも豊かで、開放感は群を抜いている。



館内を少し見学すると、グループ3館の中で規模が最も大きく、テラス席から宇連川を写真に収めることもできた。帰り際にはづ別館の露天風呂にも立ち寄りたい気持ちがよぎったが、欲張りすぎと自分を戒め、はづ木へ戻った。
ファスティングメニュー⑤:薬膳スムージー(10:00)——最後の一杯
部屋でひとしきりくつろいでいると、最後のスムージーの時間が来た。
今回もロビーでいただくことにする。窓の外の景色は変わらないのに、「最後」と思うと少し違って見えた。
なお、残念ながらこの最後のスムージーの写真がどこにも見当たらない。なぜかデータが保存されていなかった。謎だ。
チェックアウト時、2000円券で買い物を満喫
チェックアウトは11時。スムージーを飲み終えてから「もう一風呂」と思ったが、温泉の利用は10時までだったことを思い出し、静かに荷をまとめた。
最後の楽しみは、公式サイト予約特典+連泊で掃除をお断りした特典としていただいた館内利用券2000円分での買い物だ。

買い物スペースには薬膳茶を中心に、調味料、お菓子などが並んでいる。

色んなものに心惹かれながらも、湯谷温泉の素、酵素塩、羅漢果(ラカンカ)、ジャスミン茶、クコの実を選んだ。合計1950円。2000円券はお釣りが出ないが、帰り際にちょっとした満足感を覚えた。
ちなみに今回の宿泊費用は、
●夕食なし一泊朝食プラン:21,450円(平日・1人1室料金)
●1泊2日ファスティングプラン:24,200円(平日・1人1室料金)
合計45,650円
一般庶民としては、なかなか贅沢をしたなという金額ではある。
2泊3日を振り返って。「辛い」がなかった理由
チェックアウト後は、宿近くの茶屋で蕎麦か五平餅でも——と向かってみたが、休業日だった。「まだ食べるな」という天からのメッセージと受け止め、そのまま帰路についた。
それにしても2泊3日を振り返ると、「辛い」と感じた瞬間がほぼなかった。空腹を感じるたびに温泉へ向かい、湯に浸かっているうちに気がまぎれる——その繰り返しだった。ファスティングと温泉の組み合わせは、想像以上に相性がいい。
ファスティングの効果は?
自宅に戻って体重計に乗ると、2泊3日で3kgの減量という結果だった。
ここからが本番だということは分かっている。以前、断食リトリート宿「やすらぎの里」で教わったのは、「ファスティング後の過ごし方こそが大切だ」ということ。断食明けは脂肪が燃焼しやすい状態にあるとも言われており、ウォーキングなど無理のない運動を習慣にするのが理想だという。
だが、しかし、その夜には外せない送別会が待っていた。
健康的な生活、いつまで続けられるだろうか——。

ファスティング明けの夜、送別会でしこたま飲酒したことは、夫には内緒です。
\シリーズ記事まとめ/
- 〈1日目〉夫不在の一週間、断食でデトックスを決意
- 〈2日目・朝食編〉連泊の醍醐味は漢方膳にあった
- 〈2日目・後編〉薬膳スムージーとホタル——連泊の醍醐味、見つけた
- 〈3日目・最終日〉←この記事





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