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2025年5月、高知県在住の友人夫妻を訪ねた帰路。香川で讃岐うどんを食べ終えて、車を走らせていると、いつものごとく夫がつぶやき始めた。

あー、もう一泊キャンプしたくなってきた。

明日も休みとってるから、別にいいけど。
こんな時、キャンプ場をリサーチするのは私の役目だ。まずはGoogle マップでルートを確認し、その周辺のキャンプ場を検索。さらに温泉が楽しめる場所を絞り込んでいくのが、いつものスタイルだ。そこでヒットしたのが、岡山県玉野市にある「瀬戸内温泉 たまの湯オートキャンプ場」。瀬戸内海を望む立地と温泉入り放題という組み合わせ、最高ではないか。
問題は、飛び込みで宿泊できるかどうか。翌日は月曜日だったので淡い期待を抱きつつ電話すると、「空きあり」との返答。さらに「チェックイン受付は18時まで、それに間に合えばOK」とのことで即予約。こうして岡山でもう一泊することになった。
たまの湯キャンプ場
岡山県玉野市築港5-4-1
駅から徒歩3分という驚きの立地、セルフチェックインも魅力
「瀬戸内温泉 たまの湯オートキャンプ場」は、岡山県玉野市・宇野港のすぐそばに位置する。車でのアクセスは、香川県方面からの場合、瀬戸中央自動車道・水島ICから約20km。インターからやや距離があるが、瀬戸内海を眺めながらのドライブはなかなか快適だった。

特筆すべきは電車でのアクセスのよさ。JR宇野駅から徒歩わずか3分という立地は、アウトドアの拠点としては異例だ。今回は電話で予約したが、通常は公式サイトからオンライン予約が可能。チェックイン前日には案内メールが届き、フロントに立ち寄ることなく手続きが完了するセルフチェックインシステムも便利だ。
近隣にはホームセンター、スーパー、コンビニが揃っているため、キャンプ用品が不足していても現地調達で十分対応できる。今回も近くのスーパーで食材を無事に調達できた。

広いオートサイト、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら設営

今回利用したのはオートキャンプサイト。1区画は広く、大型テントとタープを並べて設営しても十分な余裕がありそうだ。全25区画のうち6区画は電源付きで、残りは電源なしとなっている。
地盤は場所によってやや固いため、鍛造ペグと重めのハンマーを持参しておくと安心だ。また、海沿いという立地上、風が強まることもある。ガイロープでテントをしっかり固定しておきたい。直火での焚き火は禁止なので、焚き火台の持参は必須。消灯は23時だ。
サイトからは瀬戸内海に浮かぶ島々を一望できる。宿泊時は曇りで絶景とまではいかなかったものの、島々の間を行き交う船の姿に、十分な非日常感を味わうことができた。



↓朝ごはんは3割引で購入したパエリアの缶詰でご飯を炊いた。


↓朝食後のひととき。帰路に立ち寄った善通寺の近くにある「熊岡菓子舗」で買ったパウンドケーキをお供にコーヒーを飲んだ。

最大の魅力!滞在中、温泉入り放題(タオル付き)
このキャンプ場の最大の魅力は、隣接する「瀬戸内温泉 たまの湯」に滞在中、何度でも無料で入浴できることだ。フロントで専用カードを受け取れば、営業時間内なら回数制限なく利用できる。タオルと館内着の貸し出しがあるのもうれしいポイント。

施設には、和の趣ある内湯、瀬戸内海を望む露天風呂、サウナ、レストラン、エステなどが揃う。いわゆるスーパー銭湯なので、正直なところ泉質にはさほど期待していなかった。が、泉質は高張性カルシウム・ナトリウム塩化物泉で、泉温はぬるめなのに体が内側から温まるなど、想像以上に心地よく、スーパー銭湯が得意でない夫も満足していた。
チェックアウト後も専用カードを返却すれば1回分の入浴が可能なので、撤収後にさっぱりしてから帰路につけるのもありがたい。


「また訪れたい」と思えるキャンプ場
料金に関しては、他のキャンプ場と比べるとやや割高に感じるかもしれない。しかし、温泉入り放題・タオル&館内着貸し出し込みと考えれば、コスト以上の満足感が得られる。
↓設備は極力コストを抑えているが、トイレや炊事場は清潔感があった。ゴミも分別すれば回収してもらえる。



ペットも無料で入場可能。グランピングサイトや手ぶらサイトも用意されているため、装備のない初心者やファミリー、女性グループにも対応している。同一グループで「装備あり組はオートサイト、初心者組はグランピング」という使い分けもできるのが嬉しい。気軽に立ち寄れる立地も含めて、またいつか再訪したいキャンプ場だ。



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